2016年3月29日火曜日

Bビザは有効でもオーバーステイ

絶対損しない!タイ旅行のホテル選び


こんにちは!


今日はBビザの気づかないオーバーステイについてお話します。


これはご本人、会社側がお互い無知のために起こることで、誰が悪いという訳ではありません。ただ、そうは言っても、オーバーステイが許されることは決してありません。


しかも、このケースはよくあります。


今回弊社が対応させていただいたケースは、Bビザとワークパーミット(以下、WP)原本は持っているが、すでに1年以上も前に退職されていたというケースです。


まず、1年以上前に退職で、Bビザ有効、WP原本お持ちでWPも有効とのことですが、これはBOI企業の場合にありえます。BOI企業の場合は、2年有効のBビザ、WPを発行することができるからです。


さて、弊社にて、WPが有効か退職前の会社に確認しました。


すると、すでに会社は退職時にWPをキャンセルしたとのことです。


そうです。通常退職時にWP原本を会社に返すのが通常ですが、返却義務はなく、会社がWP原本なしで、WPのキャンセルが可能です。


さて、WPをキャンセルした時点で、Bビザは失効し、翌日以降はオーバーステイとなります。


ただし、WPをキャンセルしても自動でBビザが失効するわけではなく、通常はBビザをキャンセル処理する必要があります。


このお客様はWPをキャンセルしたことも知らず、Bビザの有効期限は残っていたので、普通にBビザで入出国をしておりました。


概念上はオーバーステイですが、イミグレ的にはBビザは有効(キャンセルをしていないという意味で)なので、問題ないという特殊な状況です。


さて、弊社はこのお客様がオーバーステイであることに気づいたので、すぐに動きました。


BOIワンストップセンターやイミグレと相談します。Bビザは生きているので、なかなか納得してもらえませんでしたが、何とかBビザをキャンセルしてもらい、無事出国することができました。


Bビザは有効なので、問題ないと思ってしまいますが、今後、再度就職された場合や新たにビザを取得する場合に問題になる場合がございます。


ですので、正式にBビザのキャンセル手続きをすることをお勧めします。


何かビザに関して不安がありましたら、ぜひご相談ください。


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